仮想通貨の代表格!ビットコインって何?

知っているようで知らない、ビットコインの基礎知識

ビットコインとは、現金の代わりにウェブ上で決済を行うことのできる、仮想通貨の一種です。普通のお金のような貨幣としての実体をもたず、データとしてのみ存在し、その量はBTCという単位で表現されます。ビットコインの最大の特徴は、例えば日本の円というように、特定の国家に管理されているものではないということです。管理する団体もなく、代表もいないのに流通と信用が成り立つのは、そのシステムに理由があります。ビットコインの取引はP2P(peer to peer)という利用者同士での直接のやりとりで行われますが、その取引のデータは世界中に存在する利用者のコンピュータによって検算され、正当性が証明されます。このデータを時系列でつなぐのがブロックチェーンです。一番早く検算を行った人には一定の報酬が与えられ、これを鉱石の採掘に例えてマイニングと呼びます。この二つの言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

ビットコインのメリット、こんなこともあります。

ビットコインの大きなメリットは、送金や支払いといった決済の素早さと、手数料の安さです。取引はデータのみでやり取りされるため、決済にかかる時間は10分程度となり、人件費がかからないため手数料もほとんどかからず、無駄な時間や費用が掛かりません。このため現金振り込みやクレジットカードのほかに、ビットコインを決済方法に加える企業が増え続けているのです。また特定の管理者がいないということは、どんな場合でも自由に資産を運用することができるということになります。2013年のキプロス・ショックでは、預金封鎖のほか口座そのものも凍結されたため、預金者は一方的に資産を取り上げられた形となったのです。しかし、ビットコインは国の管理を受けないため、あらかじめ資産をビットコインに換えていた人は、その分だけは預金税を回避し、自由に使うことができました。ビットコインは資産保全の手段としても有効なのです。